【五省】
・至誠に悖るなかりしか (真心に反することはなかったか)
・言行に恥ずるなかりしか (言動に恥ずべきところはなかったか)
・気力に欠くるなかりしか (精神力が欠いてはいなかったか)
・努力に憾みなかりしか (十分に努力はしたか)
・不精に亘るなかりしか (全力で最後までとりくんだか)
当社の社名「五生」(ごせい)は読み方によっては「ごしょう」とも読むことができます。
「ごしょう」という呼び方で広く知られている言葉が
「五省」です
この「五省」とは、5つの反省という意味を表しています。
「省」とは「かえりみる」ことで
「深く自己を見つめ、何か人間として至らぬ点はないか」と厳粛に考える心のはたらきをいいます。
「五省」の内容は普遍妥当性を持っています。
如何なる国、如何なる時代にあっても
人間が生きるうえでの教訓的な意味を持っており、現代人にも通用する立派な反省の言葉です。
この「五省」の各項目に共通することは「なかりしか」という疑問の助詞が用いられていることです。
「なかり」は「なくある」のことで「無い」と同じ意味です。
したがって、「なかりしか」は「なかったのではないか」という疑問の意味となります。
私たち、五生は
日々、自身を「かえりみる」ことで、人として成長し
少しでも皆さまのお役に立てていければと思っております。
代表取締役 千正 英五